ダイヤモンドの4C!何が最も重要なのでしようか?

あなたがダイヤモンドを購入する場合、ダイヤモンドの品質4Cの中で最も重要なものはどれでしょうかのでしようか?

この問いに対する回答は、その時の条件によって変わってくるでしょうね。

では、まず4C、一つ一つを考えてみましょう。

①サイズ

ダイヤモンドのサイズはカラットで表現されます。

サイズの外観を重要視されるのであれば、ダイヤモンドが大きく見える形を選べばよいことになります。

楕円形や長方形、マーキスカットなどは、実際のカラットよりも大きく見える傾向があります。

ですから、サイズ(カラット)のみが重要であれば大きなダイヤモンドでも極端に安く購入することが出来ますが、多くの人にはダイヤモンドと分かってもらえないかもしれません。

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②カラー

ダイヤモンドの価値は、ダイヤモンドの色の微妙な違いが価格に大きく影響します。

ダイヤモンドがより無色であるほど希少となり、Dカラーのダイヤモンドが最も高価で取引されます。

ここで大切なのは、ダイヤモンドは細かい反射面によってできているため、見た目の色は周囲の影響を強く受けていることです。

ですから、ダイヤモンドを購入するときは、様々なカラーグレードのものを見るようにしましょう。
そして、わずかな色が付いたダイヤモンドは温かさが感じられ購入された方もいらっしゃるようです。

③クラリティ(透明度)

ダイヤモンドクラリティには6つのカテゴリー、11のクラリがあります。

あなたがクラリティ―を重要視されるのであれば、クラリティグレードの異なる様々なダイヤモンドを見て好みを絞りましょう。

クラリティ評価には、ダイヤモンド内外の特徴の数、大きさ、レリーフ、性質やその位置が石の外観に与える影響が含まれますが、これらの不純物が完全に無い状態に近づくほど価値は高くなります。

実際には、「I1」のダイヤモンドのインクルージョンに気づかない人も多くいらっしゃるようですよ。

④カット

ダイヤモンドの存在感を示す色と光の発光を求めるなら、ダイヤモンドのカットの質が極めて重要になり、そのカットは石の最終的な美しさと価値を決めるものになります。

そして、このカットはダイヤモンドの4Cのうち、最も複雑で、分析も技術的に困難なものです。

標準のブリリアントダイヤモンドのカットグレードを決めるためには、ダイヤモンドのフェースアップの外観に影響を与えるこれらのファセット面の割合を計算し、輝きや明るさ、ファイアー、シンチレーションの望ましい視覚効果を生むために、ダイヤモンドと光がうまく相互に作用している割合を評価し決められているようです。

このカットグレードが高くなれば、ダイヤモンドは高価になります。

最後になりますが、「ダイヤモンドを購入する場合、ダイヤモンドの品質4Cの中で最も重要なものはどれでしょうかのでしようか?」の回答としては、これらの4Cの要素のうち、あなたの好みのCと「妥協できるC」をよく考えておくことです。

そして、実際のダイヤモンドを見ながら、4Cの組み合わせであなたが最も気に入られるダイヤモンドが見つかることでしょう。

参考になれば幸いです。